海外就職したあとってどうするの?海外現地採用後の5つのルート

海外就職後のルート

「海外就職したいんだけど、その後どうしてったらいいんだろう。。」

海外就職後の進路がイメージできず、それ故、海外へ一歩踏み出せない人もいるでしょう。

こういった不安を払拭するために、海外就職の「その先」の選択肢を知っておくことは有効です。 

というわけで今回は、現地採用で就業した人が、その後どのようなルートを辿ればいいのかを考えていきます。

海外就業後の5つのルート

アジアの現地採用で一番多いのは、現地の日系企業に就職するケースです。

日系企業の一般職からスタートした場合を例に、その先どのような進路をイメージすれば良いのか考えてみましょう。

ぼくは大きく5つのルートがあると考えています。

海外現地採用後の5つのルート

A.現地採用(日系企業)としてステップアップ

B.外資もしくはローカル企業に転職し、現地採用としてステップアップ

C.駐在員への転職

D.日本へ帰国し、海外経験を活かせるポストへ転職

E.独立・起業(現地or日本)

それでは、一つずつ見ていきましょう。

A.現地採用としてステップアップ

日系現地採用としてステップアップ

同一企業内でステップアップする方法と、他の現地日系企業に転職しステップアップする方法があります。

このルートの場合、管理職(マネージャー)ポジションなら給与は4000USD位で頭打ちでしょうか。

もちろん、このルートで経営(会社代表)まで昇りつめる人も存在します。自分の元同僚だけでも4います。

また、管理職ポジションで年収1000万円だった人も知っています。まあかなりレアですが、これもまた現実です。

B.外資もしくはローカル企業に転職

外資もしくはローカル企業に転職

日系企業で経験を積んでから、現地の外資系もしくはローカル企業に転職するルートです。

外資の場合は高待遇も期待できますが、ローカル企業の場合、給与が下がる可能性もあります。

転職では「日本人であること」が強みにならない場合が多いので、管理職としての実績や高い技術力を問われます。

そういった意味でも、このルートの場合、経営層に入るのは至難の業でしょう。

C.駐在員に転職

駐在員に転職

こちらのルートを目指す人が一番多いのではないでしょうか。

日本採用として転職し、海外支社や現地企業に赴任するルートです。

ひと言で駐在員といっても色々ありますが、日本から海外赴任すると手当も付くのでそれなりの高待遇になります。

(参考:過去エントリー)「駐在」「出向」「移籍」…どう違うの? 海外の勤務パターンと用語を整理してみた

駐在員の暮らしぶりを見て、そのポストを目指したくなるのは、まあ自然なことでしょう。

ただ、コストのかかる駐在員というポストは削減傾向にあります。

そのような、ますます狭き門となるであろう駐在員のポストに就くためには、現地での管理職としての実績はマストでしょう。

また、管理職へのスライドではなく、一般職からのスタートとなる場合も想定されます。

ハードルは高いですが、実際に駐在員への転職を成功させた人を何人も知っています。非現実的なルートという訳ではありません。

※1/27にサントリーが「海外移籍」制度を導入することが明らかになりました。今後、移籍(移籍出向)を制度として取り入れる企業が増えてくるかもしれません。

D.日本へ帰国し、海外経験を活かせるポストへ転職

日本で転職

このルートでの転職成功者も少なくありません。

帰国後、海外向けサービスの企画担当になった人や、公務員になり役所の外国人対応を担当している人も知っています。

日本国内でも外国人対応を必要とするサービスは増えてきていますから、転職のチャンスは少なくないと思います。

(参考:過去エントリー)海外経験者の帰国後の就職先。おすすめはこれ!

もちろんスキル次第では、海外とは関係ないポジションへ戻ることも可能です。ただやはり海外経験による強みをつくり、それを活かす方が望ましいのは言うまでもありません。

E.独立・起業(現地or日本)

独立・起業

現地での勤務経験を経て、独立・起業するルートです。

個人的にはこれが一番理想的なルートだと思います。もちろん資質や志向、運も関係するので、誰もが目指すべきではないと思いますが。

中国でもベトナムでも、現地採用後に現地での起業にチャレンジした人をたくさん見てきました。

その後、またサラリーマンに戻る人もいれば、事業を拡大している人もいます。起業後様々な道をたどるのは、どこの国でも変わりません。

もちろん、帰国して日本で起業するパターンもあります。ぼくの知り合いは中国から日本へ帰国し、最近外国人訪日客相手のビジネスを始めました。こちらは海外経験を活かした起業の好例だと思います。

国を変えるのもあり

国を変える

最近は、複数国での就業経験を持つ、現地採用の日本人も増えてきました。

アジア就職の場合は、一国に限定せず進路を考えるのもアリです。

アジアの国々は、仕事の仕方や考え方に思いのほか共通点が多く、ある国での経験や方法論を、他国の現場でも適用させやすいからです。

ベトナムでの管理職経験を活かし、フィリピン職場でリーダーとして働く、といった感じです。

どこの国でも基本的に英語で仕事をすることになるでしょうから、言語面でも、持っているスキルをそのまま活かすことが可能です。

一般職のままでは転職は厳しい

一般職では難しい

国を変えるにせよ、一国に留まるにせよ、一般職から管理職への転職は難易度が高いといえるでしょう。

複数のルートがある海外就職ではありますが、選択肢を幅広く持つためには、管理職経験がポイントになります。

海外現地採用を果たしたら、まずは管理職として実績を積むことを目指しましょう。

幅広く選択肢を持とう

自分の経歴を振り返ってみると、上海の会社に転職して2年後に管理職に就いたことで、その先の選択肢が大きく拡がったと感じています。

上海での経験を買われ、転職先の北京の広告代理店では、同様の管理職(ディレクター)ポジションからスタートすることができました。

その後ベトナムにスライドし、経営に参画。いまは日本で独立して仕事をしています。

こんなかんじです。

運営者の場合

結果的に複数のルートを辿りながら今に至るのですが、もちろんぼくの辿ったルートが正解という訳ではありません。

実際に海外で働く際は、幅広い選択肢を持てるように心がけ、一人一人が自分に合ったルートを作っていけばいいのではないでしょうか。

さいごに

このように、海外就職のその先には複数の選択肢が存在します。

それは「チャンスが多い」ということでもあり、「何とかなる」ということでもあります。

今回ご紹介した5つのルートを参考に、より具体的なイメージを持って海外就職を検討していただければと思います。

それでは! 

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